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限界まで放置するな

京都でリフォーム・リノベーションの仕事をしている

(株)TAKAMOKU工房のタカギです。


ここで突然に

あなたに質問ですが

住宅においてリフォームを行う時期って

家が建てられてから

何年くらいだとお考えでしょうか


まぁ、15年?

20年?30年くらい?

いやいや50年くらいまで必要ないかろう

うちは50年何もしてないよ!とか?


まぁ50年間、

どこにも手をつなくて

住むことは現在の住環境下では

中々難しいでしょうね

(雨漏れがしそうとか、しているとか

 ガスコンロが壊れた

 漏水したとかもあるでしょうから)


50年くらい前に

建てられた住宅って

そのときの世の中の情勢だったのか

思いのほか

雑な造り方をしている建物が

多いようにに思います

(※ あくまで個人的な感想です)


本当なら

築15年くらい経過していれば

誰かにお願いして

点検などしてもらう方がいいでしょう。


新築の家を建ててもらえれば

家が建ってから10年目で

「10年点検」っていう点検が

大手メーカーの多くで行われています。


10年目の点検が

いいのか悪いのか

早すぎるか遅いのかは別として

どちらにしても

強制的にでもしなければ

自ら決まった時期を目処に

自主的に点検なんてする人は

まずいないってことです。


家の不具合に気づいてしまうと

メンテナンスするお金も必要になるので

こう言うことを言う人はいませんか?



まだ大丈夫、10年だから

何も起きてないってw








偉そうなことを言っていますが

現在の僕の自宅兼事務所は・・・

築40年弱(苦笑)


そう!

分かっていたけど

長年、本格的に家には

手を入れなかったということです。


屋根なんか↑の写真のありさま。


※瓦の種類や素材にも関係しますが

 瓦がバリバリ欠けだしていた

自宅の屋根瓦。

 さずがに部分的に雨漏れも見られたので

 先行して2年ほど前に屋根の葺替え工事をしましたが

 外部の改修に手をつけるのが遅すぎな事例です 苦笑



昨年、父親が亡くなるまでは

家は父親の所有建物だったので

個人的には家について

口を挟むことは控えていたけど

素人では気づかないところ

気づいていたけど

かなり傷みが進んで

限界まで来ていた(過ぎていた)って感じ。



父親が器用だったのか

費用を抑えようとしていたのか

少し悪くなっているところに気づけば

自ら屋根に上がって

瓦のズレをなおしたり

外壁に梯子をかけて

ローラーで塗り塗り塗装したり。


あっ、そういえば

洗面化粧台も

自分で取り替えていました。


とは言っても

あくまで素人仕事。


何もしないよりも

いいとは思いますが

素人が瓦のズレを直しても

素人は素人ですから

限界はあるってことです。





そうです。

今回お伝えしたいことは既に

おわかりかも知れませんが

こんな仕事をしているにもかかわらず

僕の家は40年近くの間

素人の手直しをしながら住んでいたけど

直すより

建物が傷みだすスピードの方が早くなり

限界が来ていたってことです。



家というものは

一度どこかが痛み出し

それを

だましだまし使い続け

放置していると

あるとき

一気に傷む範囲が拡がってしまいます。


はじめに気づいたときに

しっかり直しておこうとしても

費用の工面が・・・

ってことは理解しますが

あとになればなるほど

直すための費用が

多くかかってしまう傾向になります。


できれば頭の隅に

このことを入れて置いて下さい



少しでもいい状態で

長く住みたいとお想いであれば

先手先手に

15年、遅くとも20年くらい経つ頃には

信頼できる人や会社に

相談しながらメンテナンス

をしていくことをお勧めします。





一定の時期が来れば

先延ばしにせずに

メンテナンスを行う!!が

結果的に

費用も抑えることができる秘訣!!








 






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