耐震改修をどう捉える
京都でリフォーム・リノベーション工事を請け負っている
(株)TAKAMOKU工房の 髙木(タカギ)です。
年末から年明けにかけて
戦争のない世界になればいいなぁと
思っていたところ
能登を震源とする地震災害
阪神大震災
東日本大震災
・
・
・
それ以降、熊本でも起こったり
そして今回の能登半島地震。
(※ 被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます)
建物の倒壊の映像が嫌でも目に入ってしまうと
いたたまれなくなりますね
そこで今回は住宅の耐震改修について
個人的な考えを少し書いておこうかと。
住宅(新築ではなくて特に古い物件)に
関わっている立場からすると
お客様から相談を受けた場合
どこまで耐震性を高める工事について
話をしようかと
震災が起こるたびに頭をよぎります
いや、実際は悩むも何も
本当は可能な限り
旧耐震基準で建てられた家は
100%耐震改修を行った方がいい
とは思っています。
でも
30年、40年、それ以上(?)
昔に建てられた住宅で
当時の建てられた建物の状況が
100%わかる資料が揃っている住宅は
そう多くはない(ほとんど見たことがない)し
高度成長期以降でも
後々、現場で好きに
構造に手を加えてられた住宅も多い
そういう状況で
耐震改修をしっかりしようと思うと
住宅の構造を建築士に調べてもらって
耐震改修案をつくって
それを元に耐震改修工事を行う
これが一番確実な進め方
当然、確実な耐震改修となると
実情の調査費用や
耐震計画を行うためにその設計料が発生する
あとは
住みながらの工事を希望されるのか否か
(実際は全面リフォーム並みの工事となることが多い)
なんてことを正直に伝えないといけない。
本来の耐震改修って
建物全体(少なくとも1階の全面改修)に
いろいろな補強検討し
行わないと意味がないと言われている
併せて
その建物が何年に建てられたのか
ってことも重要になってくる
※ 新耐震基準か旧耐震基準で建てられた建物か
耐震化は大事
すごく大事だけど
通常のリフォーム費用も
それなりの額になるのに
プラス 耐震費用を上乗せ・・・
今の新築を建てる費用と
天秤にかけてもおかしくなくなる
という事に充分なり得る
命を守る方法を選択するか
現状のままでいくか
もしくはその中間を選択するか
工事をする側からいえば
ある意味、逃げの一手を打ってると
思う方もいるかも知れないけど
耐震改修をしたからといって
震度6,7の地震が来てしまったときに
絶対倒壊しない家になるのか?
て聞かれると
僕の答えは
100% 何も被害は起こらないから大丈夫
と約束はできない。
地盤が隆起するかもしれないし
地滑りが起こるかも知れない
地盤がどうなのかということも
倒壊の原因のひとつになるしね
僕の考える耐震改修をする意味は
>>>>>
一気に家が倒壊しないようにし
建物の中にいる人たちが
逃げ出せる時間をだけ確保できる
建物にする
>>>>>
これなのかと思う。
もし、あなたが少しでも
今の家の状況に
不安を感じてしまったなら
少しでも安心して暮らせるように
まずは信頼できる工務店に
相談してみてください。
簡単に答えは出ないかもしれないけど
いつかは自分たちの地域でも
地震被害にあうことは必ずと言っていいくらい。
その時のために
自分の住んでいる住まいをどうするか?
について考える
いい機会になると思います
昨年まで
ご縁を頂いた皆様には
引き続き色々な面でも
サポートをさせて頂ければと思っていますし
新しくこれから出会う(かもしれない?)
皆様に対しては
ご縁があることを楽しみにしています
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当社は信頼できる
不動産専門家
司法書士
行政書士など
あらゆる業種と協力し合って
お客様の不安に対応しています。
気になることがあれば当社にご相談ください
(株)TAKAMOKU工房 0752024884 タカギまで
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