木造住宅の耐震化(リアル実験その②)
京都でリフォーム・リノベーションを行っている
(株)TAKAMOKU工房の高木(タカギ)です。
特に年始に起こった能登半島地震で
気にしている方も多いかも知れませんが
自分の家って
地震が起きれば大丈夫なのかって・・・。
特別、耐震化に関して
専門的な知識が豊富ってことではないですが
一応、この世界に25年くらいはいるし
耐震工事を行う会社に
一時期は在籍していたこともあるので
いまから話すことが
正解かはわかりませんが
たくさんある見解や意見の中の
ひとつの考え方くらいで
読んで頂けるといいかと思います。
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耐震基準に関しては
1981年に旧耐震から新耐震基準と言われるモノに
ルールが変更されて
住宅を建てるときの耐震に対する施工の方法が変わった
そのあと2000年に
2000年基準と言われるモノができた。
(※何月施行ってあるから詳しくは調べてね)
それぞれの基準年度を境目に
少しずつ耐震に関する
施工上のバージョンアップが行われている
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なので
あなたの住まれている家が
何年に計画されたかで
おおよそ耐震性能の状態がわかるわけです。
だからという訳ではありませんが
今、自治体で耐震診断をしてくれる場合は
1981年以前の建物の判定ランクは
多くの場合は低評価がでます。
で、私が住んでる家は
丁度、旧耐震と新耐震の移行前
ようは、旧耐震の最後くらいでした 涙
で、確かに地震が起こると
揺れを感じてキシキシするような
気がしていたけれど
耐震工事なんて
そう簡単には出来ないのは
自分でも自覚をしていたけど
水廻りだけでも改修しようとかと
思ったこともあって
本来の耐震工事のセオリーは無視して
せっかくなら自分の家を使って
耐震補強っぽいことをしてみようかと
リアル実験をすることに。
次回 リアル実験③ に続く
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