top of page

将来、剥がれてくるかもしれないメッキ。

そうそう少し前の投稿で

賃貸物件の改修をした話はしましたが

はじめの時点で

どこまで

お金をかけて

しっかり工事をしておくかで

住まいの持ち(耐久度合い)なんかが

変わってきます。



残念ながら

完成(できあがった)時には

一般の方には

まずわかりませんけど。



値段交渉がうまくいって

値下げをしてくれて

(「交渉がうまくいったとあなたは思っている」とも言いますが)

どうやって

工事が完成しているのかって

分からないでしょう



数年後にリフォームをする際に

我々のような業者が現場をみれば

どこで費用を抑えているのか

分かったりします。





簡単に言えば表面的なことから

普段は見ることができない

構造的なところも

どこで予算を落としていたのか

分かります。



逆もありです。

我々が工事をするために

現場に入ったとき

前の工事でどれだけ

しっかりした工事をしてたか

すぐに分かるといっても

過言ではありません。



値段は正直かもしれません。



これは飲食店なんかで

例えれば

わかりやすいんじゃないでしょうか。


仮に牛丼屋を例に

考えてみましょうか。


いっている意味は

すぐにおわかりと思いますが



*****


一杯 400円の牛丼

かたや

一杯 5000円の牛丼


見た感じは両方牛丼です。


*****



何が違うか???



400円の牛丼はオーストラリア産牛肉

を使って

バイトさんがパックを温めて提供


5000円の牛丼は国産A5ランク牛肉

を使って

ミシュランシェフが一手間かけて提供


どちらがいい悪いではなく

どちらもおいしく食べられる牛丼ですけどね(笑)



あなたはメニューを見て

400円の牛丼を頼んだのに

5000円の牛丼の味じゃない!!

肉が硬い!てな風に

店主にクレームをつけますか?




400円の牛丼を頼んでおいて

5000円の牛丼じゃないとか


ファーストフードの店に入っているのに

高級料理店の雰囲気やサービスを求めるとか


あなたが、もしそうだとしたら・・・。

ちょっとクレーマー気質かも 苦笑



リフォームの業界でも

見積は3社以上から取りなさい などと

書いているサイトも多くあります。


見比べることは

悪いことではありません。


相性とか色々ありますからね。


でも、ついつい

相見積を値下げ交渉のカードに

使ってしまって

知らず知らずの間に

相手側に限度を超える値引きを

させてしまっていることが・・・。



価格は安い方がいい。



でも、

値引きの限界を超えると

どこかで歪みがくることは

頭の隅に置いておく方が

いいかもしれません。



値引きに応じた請負会社が悪い!!

まぁそうかもしれませんが

牛丼の論理にならないように。



工事完成までに

気づくことがあるかもしれませんし

工事が終わって、十数年後に

何かに気づくことがあるかもしれません



何が言いたいかというと・・・

「価格を重視にはご注意を」

という話です。



あなたにとって

今進めている工事が

いいリフォーム・リノベーション工事と

なることを願っています☆



次回も同じような

価格にも関係した話をしますね。


同じ業界の方は

こんな話(裏話)は話さないと思うので

周りの方には

内緒にしておいてくだだいね。

よろしくお願いします。




Comments


特集記事
最新記事
アーカイブ
カテゴリから検索
bottom of page